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  2. 環境活動への取組み
    • 株式会社 田代製作所は、すべての人々の幸せな生活を願い、満足のいく環境と空間を提案するため、人と自然の共生を考えた製品づくりに取り組んでいます。

ISO9001 品質マネジメントシステム規格

私たちは、お客様から仕事をいただけることに感謝し、お客様の信頼に応えられることを誇りに感じながら、現状に満足することなく常に品質向上を目指し、今日より明日、今年より来年と継続的に改善を行ないます。

ISO14001 環境マネジメントシステム規格

環境基本理念

私たちはかけがえのない自然を大切にして、地球と地域に優しい社会の実現に貢献し、地球資源が有限であることを認識して、環境の保全と環境への負荷の低減に配慮してゆきます。

 

環境方針

  1. 環境関連法規順守
    事業活動にあたって、法規制、条例およびその他の要求事項を順守します。

  2. 資源・エネルギーの有効活用
    事業活動にあたって、資源およびエネルギーの有限性を認識しそれらを効率的に利用し、3R(リデュース、リユーズ、リサイクル)に積極的に取り組みます。

  3. 環境マネジメントシステムの継続的な活動と推進
    本環境方針に添って環境目標を具体的に運用し、評価し、見直しを実施して、環境マネジメントシステムの継続的な改善に努めます。

  4. 環境方針の周知と公開
    環境方針を全て社員に公開し、広く社外にも公開し地域の社会に貢献します。

ISOへの取組み

取り組むきっかけ
当社、山内社長より、ISOのシステムを当社の品質システムとして有効に活用できるか検討しろとの大号令がかかり、検討をおこなった。
結果、会社独自の品質システムは、形成されてはいたが、全ての面で貧弱であり同じ原因のクレームが多々再発していたこともあったり、会社自体もそれなりの規模になっていたことで、現状で満足していては、非常に危険との判断で社長にISOを取らせて下さいとお願いしてみました。
社長は以前よりISO取得を考えていたのか、二つ返事で許可してくれましたが「環境も一緒にとれよ!!」と一言。なにも知らない私は「ハイがんばります。」

 

苦労話
品質よりもやはり苦労したことは、環境の「用語」ですね。
普段使わないような言葉がいっぱい出てきましたが、最初は、意味が分からなくて四苦八苦しました。例えば、「環境側面」だの「著しい環境側面」だの秋田弁で説明してくれれば、すぐ納得できたのに。
ちなみに「環境側面」を秋田弁風に直すと、「環境に影響どご与えること」「著しい環境側面」は「しこたま環境に影響どこ与えること」その他、「法令順守」、今までは、会社は法令を守って当然との考えで法令違反はないものと思い込んでいたのですが、調べていくと「どでん、びっくり」(秋田弁です。)なんと法令違反が数件見つかってしまいました。事後報告ですが、全て洗い出し届出を提出しました。

 

取り組んでからの変化
最初はISO委員全員が何をすればいいのか分からない状態でのスタートでした。
当初は自分のことで精一杯だった各担当ISO委員も回数を重ねるごとに、内容についての質問であったり、疑問などをぶつけ合うようになり、全員の意識が高くなってきたなという実感がありました。
審査直前には、事務局まできて、「なにか、手伝うことはある?」本当に、うれしいかぎりです。

 

ISOを取得してからの感想
社員の皆さん、ISO委員、コンサルタントの先生、審査をしていただいた審査機関の先生、そしてISO取得を決断してくれた社長、皆の思いがひとつになったことで、環境並びに品質とも認証取得できたものです。活動を開始してから約1年、色々楽しかったことや、苦しかったこと、つらかったこともありましたが、これも本当にいい経験だったと思います。
誰かがいってました。「社会人になってこんなに勉強したことなかったよ。」
私も同感です。でも本当のスタートはこれからです。